ダブルクリップで固定して本を裁断する方法(雑誌編)

基本はコミック本と同じ。違う点のみ説明するので、まずはコミック編を参照のこと。

ダブルクリップで固定して本を裁断する方法(コミック編)

背表紙がフラットな雑誌(ジャンプなど)

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4コマ系の薄い雑誌であればコミック本と同じ方法で問題ないが、月刊コミック誌(ガンガンとか)は厚すぎてクリップで挟めない。その場合は本を半分または3等分してクリップで挟める薄さにする。分割する位置を決めたら本を見開き状態から更にグイグイ開いて折り目を付ける。折り目に沿って背表紙側から刃を入れていくが、一気にやるのではなく、軽く刃を当てて少しづつ削ったほうがいい。コミック誌は紙質が良くなく、強く切りつけると見開いたページがボロボロになることがあった。なので厳密に半分に分割するよりも、破けても問題のない広告などのページを選んで分割するのがいいかも。

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定規の固定方法はコミック本と同じだが、表紙(裏表紙)を裏にして、分割したページに定規を当てて固定する。逆にすると紙質が悪いため裏側が裂けたりえぐれたりする。その場合、コミック本のような調整(ごぼうのささがき)も止めた方が良い。やはり紙質が悪いため、切れず(削れず)に裂けてしまって被害が拡大してしまう。どうしてもきれいに整えたいなら、クリップを外して数ページづつハサミでカットするのが無難。

ホッチキス綴じされた背表紙がまるい雑誌(写真週刊誌など)

ホッチキス綴じされた状態で、コミック本と同様に裁断する。裁断する幅はホッチキスの針に当たらないよう広めにとる。雑誌の厚さに比例して裁断する幅も広くなる。

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色が変わり始めるあたりを裁断する。

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切断面。刃が針にあたらないギリギリを狙う。

本の中身は最初(最後)の方のページも、中心部分のページも、絵や文字が欠落することはないが、表紙(裏表紙)は欠落してしまう。諦めるか、ホッチキスの針に沿って背表紙に切れ目を入れて表紙の1枚だけ外す。

針を外して見開いた状態で裁断してみたが、千切り状態で汚くなるし、ページの横幅がバラバラ(最初(最後)の方のページは長く、中心近くのページは短くなる)になるのでオススメ出来ない。

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