雇用保険受給説明会

雇用保険受給説明会のためハローワークへ。今回で3回目。

持っていくもの・もらううもの

 持っていくもの

①ハローワークカード
②受給資格者のしおり
③認定スケジュール
④失業認定申告書
⑤筆記用具

いろいろ指定されているが、必須なのは①ハローワークカード。これと引き換えに雇用保険受給資格者証が手渡される。他は説明時に適宜参照する程度だった。

もらううもの

①雇用保険受給資格者証
②再就職手当のご案内
③国民年金関係資料

①雇用保険受給資格者証には気になる失業保険の受給額が書かれていた。基本手当日額が6,349円、所定給付日数が120日なので、受給額は最大で761,880円となる。想定通りの額で一安心。あとの資料は見といてレベル。

説明会の流れ

流れとしては、まずビデオを見て(40分)、補足説明(40分)、担当が変わって国民年金に関する説明(10分)という構成だった。前回のハローワークガイダンスでは履歴書の書き方や面談の心得など、対企業の内容だったが、今回は認定日に持参する資料についての説明がメインで、対ハロワの内容だった。

ビデオ

注)あまり実のある話ではありません。主にグチですw

ビデオは失業の定義から始まった。

失業とは離職した人が就職しようとする気持ちと、いつでも就職できる能力があり、積極的に就職活動を行っているのにも関わらず、職業に就くことができない状態。

雇用保険は積立貯金ではないので、離職した誰もが貰えるわけではなく、上記に該当する人に対して就職活動中の生活をサポートする制度だという。あくまで保険なので、世話にならなくて済むならそれに越したことはなく、蓄えが少なく直ぐに働かなくては生活が成り立たない人を助けることが、雇用保険の本来の目的ということだ。もっともらしい話だが、それは就職した時そんな話あったかなぁ?なんの説明もなしに保険料は給与から天引きして、いざ支払う段になって「雇用保険とは」などと語られても…。よくある話だけど。

あと高すぎる労働条件に固執する人も、就職する気がないとみなされるらしい。例えば僕が商社や銀行の求人に応募して落ちました、では就職活動とは認めてもらえないのだろうか。これはどの辺にラインがあるのが気になるところだ。自己都合、会社都合によっても変わるだろうか。会社都合の人は次の準備も不十分なままに職を失ったのだから仕事を選り好んでいる場合では無いと思うが、自己都合の人は今までの収入を失ってでも手に入れたい条件があるはずだから、中途半端な会社に再就職させられては退職した意味がない。自己都合ということで3か月の給付制限を課せられているのだから、労働条件ぐらいは希望を認めてほしいものだ。

最後は「君達が貰う失業手当は、働いている人の雇用保険料と国民の血税から支払われている」的な言い方をしていてて、それどうなの?と。僕も15年間保険料を納めてきたし、今も税金は納めているのだけど。ふと退職前の上司とのやり取りを思い出してしまった。退職前に有給消化することを告げると、お前の分の利益を他のみんなが埋めないといけないんだぞ、と来た。いやいや貴方達は僕を利用して幾ら利益を上げたか忘れたのか?その対価としての有休なんだけど。世の中「貸し」は覚えているのに「借り」は忘れる人ばかりで困る。

ここまで文句たらたらだが、全体を通して「失業者の君たちは人に非ず。早く再就職して真っ当な人間になろう」的なニュアンスがチョイチョイ感じられて、そこはかとなくイラっとさせてくれる。主に僕の心が狭いことが原因だが、それだけではないはず。

補足説明

ビデオは恐らく役人が作った全国共通の内容なので、「はよ働け」と迫る感じがしたが、補足説明はこう書いてくれるとありがたいとか、こう書くと受給できなくなるといった話で、ビデオが理想だが現実はなかなかそう上手くいかないよね、という話し方だった。

一番気になるのは就職活動として認められるラインがどこかというところ。昔はハロワの端末で求人票を印刷すれば就職活動と認められたらしいが、今はダメらしい。ただその求人票をもって窓口に行き、応募状況などを確認すれば、就職活動1回と認められるらしい。

 国民年金について

基本的には資料を読んで、という感じだったが、免除についての説明があった。年金の免除は前年の収入によって決まるが、退職した年は前年の収入によらず、免除されることがあるとのこと。

どこかで見た気がしたけど、会社都合とか特殊な事情の人向けの話だと思って詳しく調べていなかった。あまり期待はせずに明日調べてみよう。

次回は初回認定

来週の初回認定日が終われば、しばらくハロワ関連の作業は無くなる。前回のハローワークガイダンスが就職活動1回とみなされるので特に不安要素はないが、3か月後の2回目以降は就職活動が必要となるので、ストーリーを考えておかなければならない。

始めはセミナーや資格試験なんかでスキルを上げて、ぽつぽつ履歴書を出す感じかな。

 

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