東京オペラシティアートギャラリーへ行く2

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ぐるっとパスを利用して東京オペラシティアートギャラリーに行ってきた。

基本情報

アクセス:京王新線「初台駅」より徒歩5分
開館時間:11:00~19:00(金・土は20:00まで/入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日
一般料金:1200円
所要時間:約30分
コインロッカー:あり(100円返却式)
写真撮影:OK(企画展により異なる)
行った日:2015/9/23

感想

3か月ぶりの訪問。ちょうど「鈴木理策写真展 意識の流れ」の最終日だった。その影響なのかお客さんが結構多い。客層は若く20代ぐらいが多そうだった。

今回は写真撮影がOKだった。芸術を文章で表現するような力はないのでとても助かる。

水鏡/Water Mirror

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海、川、湖、池。水の写真が多かった。

White

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白がテーマの作品のひとつ。

あまり面白くない

前回の「高橋コレクション」がすごく良かったので期待値が高かったのは確かだが、それを差し引いても面白みに欠ける展示だった。料金は同じ1200円だが、みんな満足しているのだろうか。まあ、近かったからという理由で来た僕と違い、客の多くは写真を見に来たのだろうから、楽しめる人たちなんだろうけど。

そもそも写真展というのが自分に合っていない。自分の中での芸術家は、画家・彫刻家>書家>写真家という序列になっている。基準は自分には出来ない、思いつかない、という驚きを感じるかどうか。

絵心がないので画家(に限らず漫画家やイラストレーターも)や彫刻家はすごいなぁと思う一方、書家に関しては「僕でも書けそう」と思う作品もある。ましてや写真は乱暴な言い方をすればシャッターを押すだけなので誰でもできる。

もちろん構図、露出などのテクニックやセンスが必要なのはわかる。だがどう工夫を凝らしても海は海であり、花は花である。同じものを素人がとっても同じような作品が出来るだろ。

となると被写体のチョイスという部分が写真家の腕の見せ所だと思う。厳しい自然、危険な戦場、生身では行けない宇宙や深海、人の目では見えないミクロの世界、マイナーな国の文化など、今まで知らなかった世界を求めていたのだが、今回は残念ながらなかった。

鈴木理策 熊野、雪、桜

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