ヤフオクが捗る便利アイテム3選
自分の投資スタイルは所謂「優待投資」に分類されると思うが、桐谷さんのように自分で使うのではなく、金券ショップやオークションなどで現金化する前提で銘柄を選定している。初めは大した数ではなかったが、保有銘柄数の増加に伴いヤフオクの利用機会も増えていった。当然、出品や発送といった作業時間も。
この記事ではヤフオクにかかる手間を軽減すべく導入した3つのアイテムをご紹介する。
1.メモプリ
数行のテキストを印刷できるラベルプリンタ。ラベルプリンタといえば一体化されたミニキーボードから文字を打ち込むタイプが一般的だが、メモプリはPCやスマホから文字を入力するのが特徴。本体には印刷機能しかない。
メモプリは発送先の宛名を印刷するのに重宝している。ヤフオクでいちばん気を使うのが宛名を書く作業。1文字の間違いが郵便事故につながるし、名前の間違いは失礼にあたるので、ディスプレイとにらめっこしながらの慎重な作業となる。
メモプリを使えば取引ナビで通知された住所氏名をコピペして印刷するだけなので、楽なのはもちろん、ミスが入り込む余地が無くなるのが最大の利点。
使い方
2.専用アプリに貼り付けて印刷ボタンをクリック。上画面は印刷イメージ。
4.封筒に貼り付ける。すぐ剥がれるので上からセロテープをぐるっと貼って完成。
消耗品
感熱式でインクは使わないため、消耗品は感熱紙のテープのみ。幅が9mm、12mm、18mmの3種類あるが、宛名用に使うなら18mmの一択。それでも4行印字するとかなり文字が小さくなるので、3行の印刷に留めている。上下の余白が無駄に広いのが唯一の不満。
ラインナップ
有線(USB)と無線(Wi-Fi、Bluetooth)の3種類ある。ちなみに僕のは有線タイプ。
2.住所印
封筒の裏に書く自分の住所氏名は(当たり前だが)毎回同じなのでオーダーメイドの住所印が便利。意外に安くて朱肉が不要なスキナスタンプでも1500円程度で作れる。
だいたい10通程度、押印済みの封筒を常備している。
また、簡易書留などで送る時に必要な差出票にも使える。予め差出票を何枚かもらっておき、提出用と控え用で2回押印(カーボンによる転写が出来ないため)しておけば、手書きは送り先の氏名だけ済む。(ただ、持参するのを忘れて、結局郵便局で書く事が多い。汗)
差出人の住所等は、手書きでも間違う可能性は低いし、間違ってもあまり大きな問題にはならないので、単純に楽をするためのアイテム。また、引っ越しをして住所が変わると当然使えなくなる。使用頻度、引っ越しの可能性、印鑑代、軽減される手間、等々を考慮して導入を決められたし。
3.ミニレター
ここまでの2つは手間の軽減だったが、最期はコストの軽減。
ミニレターは、切手、封筒、便せんが一体となった商品で1通62円。普通郵便(定形郵便)で何かを送ろうとすると、封筒代+切手代(最小サイズで82円)が必要なので、20円+封筒代分安く送れる。
送れる商品
重量:25gまで
サイズ:16.5cm×9.2cm以内
重量は82円切手で送れる定形郵便と同じ。サイズは定形郵便の23.5cm×12cmに比べると制限されている。大したものは送れないが、株主優待券はミニレターのサイズに収まるものが多いので活躍している。
また、速達や簡易書留といったオプションも普通郵便同様に付けられる。
(ささやかな)デメリット
コンビニで置いてる店は少なく(僕は見たことが無い)、郵便局まで買いに行く必要がある。
書き損じを交換する場合、10円かかる。(封筒なら2~5円程度)
まとめ
どれも必須ではないものの、出品数に比例してありがたみが増すアイテムである。個人的には月1回以上出品するなら、導入して損はないと思う。
株主優待の利回りを考えるとき、優待を現金化するコスト(労力)は見逃されがちである。優待券が1000円で売れても出品や発送に何十分もかかっていては利益なんてないようなものだ。使える道具をうまく活用してトータル利回り向上を目指そう。