リタイア2年目の資産変動(平成28年度)

かなり遅くなりましたが、リタイア2年目の資産変動のまとめです。

前年度のは↓

リタイア1年目の資産変動(平成27年度)
「リタイア1年目の支出」から少し遅れましたが、資産変動についてもまとめてみました。 グラフでまず目に付くのは極端すぎる株式と現金の...

月末の資産推移

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低い現金比率

2015年度に輪をかけて現金比率が著しく低い(ほとんど見えんw)。2015年度はリタイア1年目ということで退職金や失業手当など、いろいろ現金の臨時収入があったが、2年目に入ると現金は減る一方。

銀行口座への入金としては、アドセンスや株主優待を売却した利益などだが、とても支出をカバーできる金額ではなく、不足する度に証券口座から資金を注入するという流れ。なので現金資産の比率は常態的に低い。

まあ株なんてすぐに現金化できるから、急な出費があっても困らないが(しかし銀行に4万ぐらいしかないのは、流石にやりすぎた感はある)。

大統領選あたりから上昇

年度の前半はほどんど動きなし。6月後半ブレグジットが発生したが、一時的には下がったものの、すぐに持ち直して影響は軽微だった。

転機になったのはアメリカ大統領選。ブレグジット同様、当日は大きく下落したものの、翌日には下げた分を取り戻し「はいはい。また行って来いね」と笑っていたら、そのままグングン上昇。2017年に入っても高値を維持したまま年度末を迎えた。

2015年度との比較

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2015年度はラクダのような2つの山がある。1つ目は退職金の入金とチャイナショックによって形成された7月末をピークにした山。2つ目は年末にかけてチャイナショックから立ち直りかけたものの、年明けとともに再び株安となった山。

2016年度はその年初の株安を引きずり、9月頃までは1年目を下回る水準で推移。大統領選の少し前から上昇相場に入って、12月末に1年目の最高値を更新した。

グラフからも分かるように年末にかけての上がり方が、2015年とソックリだったので、年が明けたらまた下がるのでは、と年末年始はビクビクしていた。この時期は下落に備えて利確を多くしていたので、そのままホールドしていればもっと資産は増えていたかもしれない。今だから言える戯言だが。

まとめ

リタイア2年目の平成28年度の資産変動は2877万円→3218万円の341万円の増加となった。1年目のような退職金などのブーストなしでこれだけ増加したのだから嬉しい。

基本的にインカムゲイン狙いなのだが、利回りを求めて銘柄を組み替えることが「安く買って、高く売る」につながっているんだと思う。この株価が高いのか?安いのか? 物差しはいろいろあるが、僕の場合はそれが「利回り」ということ。

失業手当などが切れるリタイア2年目は、この生活を今後も続けられるかのテスト期間と考えていたので、資産を減らさずに通過できたことは嬉しい。じわじわ資産を減らして老後に再就職なんてのは一番避けたいパターンゆえ。

2017年度もとりあえず資産維持を目標にポートフォリオを調整していきます。

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