2018年新春旅行 4日目(長崎→佐世保)
4日目は朝から快晴。長崎市内はあらかた見終えたので朝から佐世保に向かうことにした。移動手段はバスと電車があるが、バスの方が安くて速いようなのでバスに乗る予定で行動していたが、最寄りのバス停にて1本目のバスにギリギリで乗り遅れ、長崎駅まで徒歩で移動して2本目に乗ろうとしたが乗り場が分からずまた乗り遅れ、結局電車で行くことにした。
さらに長崎駅ではICカードで改札を通過したのだが、佐世保ではICカードが使えないらしく車内で清算するハメに。1万円札しかなかったのだが車掌さんもお釣りが無いらしく右往左往していた。
そんなことをしながら昼前に佐世保に到着。朝から疲れた。
例によってホテルに荷物を預かってもらう。佐世保での宿は駅前にあるホテルリソル佐世保。普通に宿泊すると一泊5600円ほどだが、株主優待券を利用すると3600円程度まで安くなる。
いつも使いどころが無くヤフオクで売っていたが、久しぶりに使用した。数年前にリソル金沢で使用して以来2回目。
東山海軍墓地
佐世保での旅程はほぼノープラン。行きたい場所はピックアップしてあるが、2泊3日の滞在期間に対してはかなり少ない。少し考えて佐世保での初手は東山海軍墓地にした。天気が良いから、というのが一番の理由。
佐世保駅から海軍墓地方面には路線バスがない。バスで移動するなら空港行きのリムジンバスしかないが、当然路線バスに比べると本数が少ないのがネック。今回はたまたまタイミングが合ったので利用したが、3kmもないので歩いてもいいと思う。実際、帰りは徒歩で帰ってきた。
バス内は大きなカバンが目立ち、ほぼ全員が空港に行くものと思われる。そんな中1つ目のバス亭で下車。僕だけ。視線がなんだこいつは?と言っているw
バス亭から海軍墓地への道すがら防空壕っぽいものがいくつもありテンションがあがる。
10分ほど歩いて海軍墓地の正門に到着。良すぎる天気&正午という時刻で逆光がキツイ。写真的には早朝が良さそう。
墓地の案内図。艦これでお馴染みの名前がたくさん。
お初さん。
飛龍。不敬かもしれないが第一印象はカッコイイ。ただ逆光がキツイ。銘碑には山口多聞司令や友永隊の友永丈市氏など艦これでお馴染みの名前があった。
潜水艦の合同慰霊碑。艦これ実装艦では伊13が該当。
羽黒の窓枠。2006年に福島県のダイバーグループによって60年振りに引揚げられたものとのこと。ネジをまわしてみるとスムーズにまわり驚いた。
墓地内でもひと際目立つ雲龍の墓碑。
鳥海と藤波の慰霊碑。この2艦が共に慰霊されている理由は隣の銘碑に書いてあった。
レイテ海戦において戦没した「鳥海」の乗組員は「藤波」によって救出されるが、その「藤波」も反転中に戦没してしまい結果として両艦の生存者は一人もいないという痛ましい最後であった。
艦これにおいても2人のグラフィックには共通点が垣間見える。
墓地内には旧海軍の慰霊碑だけでなく、自衛隊にまつわる碑もいくつかあった。休憩所で話したおじさんは海自OBで最後はくらまに乗艦していたとのことだった。
墓地の最も高い場所にある大東亜戦争戦没者慰霊塔。今回はここでまとめてお祈りとさせていただき、各墓碑の前では一礼のみというスタイルで。
2時間ほど滞在したが結局だれとも会わなかった。休憩所のおじさんによると大体50人ぐらいは来るそうなので今日は少ないね、とのこと。良い天気なのに。
市内をぶらぶら
とりあえず駅の方に向かって歩くことに。
萌え競輪。
競輪場の前からは倉島岸壁が見える。土日に見学できるがこの週末は中止になっていた。残念。
海沿いを散歩。
港に出た。右手に佐世保駅が見える。
フェリーターミナル。
海沿いをずーと歩いていると、左側に米軍施設が見えてきた。
佐世保公園。遊具も港町っぽい。
隣は米軍基地。
佐世保公園内に何かの石碑があるといううすーい情報を仕入れていたが薄すぎて見つけられず。これは佐鎮長官の官舎跡(塀)らしい。
佐世保公園を突っ切って県道を左に曲がると旧佐世保鎮守府凱旋記念館(市民文化ホール)。最近艦これのピアノコンサートが開かれた。
凱旋記念館のはす向かいには海上自衛隊佐世保史料館(通称セイルタワー)がある。入場無料。今日は行かない。
米軍基地入口。横田基地と同じく鳥居が看板になっている。どの基地もそうなんだろうか。
旧佐世保鎮守府跡。残っているのは正門だけ。近づくと門番が何奴?と警戒するのが分かるのでちょっと緊張する。
SSKバイパスをさらに進むと250tクレーンが見えてきた。
立神煉瓦倉庫群の1つ。他の倉庫は自衛隊やSSK(佐世保船舶工業)の敷地内なのでフェンス越しになるが、ここだけは何も遮られずに見ることができる。(この距離までしか近づけないが)
市のHPによると、旧武庫弾薬包庫で現在は音楽室とのこと。
フェンス越し。
米軍の艦艇。スパイ疑惑をかけられても困るのでささっと撮る。
駅周辺まで戻ってきた。写真はカトリック三浦町教会。前回来た時はこの辺ぐらいまでしか見れなかった。
レモンステーキ
昼を食べてないのでお腹がペコペコ。何度か間食の誘惑に駆られたが、夜のお楽しみのために我慢していた。
佐世保名物の1つ目はレモンステーキ。しかも一番の有名店であるアサクラ。予約してなかったけど開店直後ということもありカウンターが一席開いていた。2人以上なら予約しといたほうが良さそう。食事中も予約の電話や直接来店して予約する人が結構あった。
2500円のレモンステーキコース。まずはスープとサラダ。サラダはフルーツがふんだんに入っている。
メインのレモンステーキ。一般的なレモンステーキは薄いお肉だが、ここのは肉厚。でもやわらかいので簡単に切れる。レモンがかなり効いていてご飯が進む。焼き加減は聞かれなかったがウェルダンな感じ。ミディアムと言っとけばよかったな。
ご飯をある程度残しておいて、締めにタレをかけて食べるのが通らしい。味がかなり濃いので、タレに浸すよりもちょっとかけるぐらいが丁度良い。これ書いてたら思い出して涎が出てきたw
デザートとコーヒー。2500円でこれは安い!というのが多くのクチコミでの評価だが、酒無しで1食2500円はちょっと高いよなぁ、というのが正直なところ。根が貧乏性なんだな。でも帰ってから後悔したくないから食べる。
ちょっと気になったのはシェフと店員のやりとり。お爺ちゃんのシェフとその息子ぐらいの歳の店員(支配人と呼ばれてる)の2人でまわしているのだが、シェフからの指摘が細かく厳しい。実際仕事が出来ないのかもしれないが、ずっと聞かされていると飯が不味くなってくる。
しかもクチコミでは老夫婦が営むアットホームなお店という感じだったので余計に何があったのか邪推してしまう。
夜の佐世保駅。
よく歩いた1日だった。たぶん10kmぐらい歩いてる。さらにレモンステーキで満腹になったのでこの日は早めに就寝した。