GMOインターネット株主総会(2016)

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日時:2016年3月21日 10時~
場所:セルリアンタワー東急ホテル

会社概要

レンタルサーバー等中小企業向けネットサービス、広告を展開、ネット証券再参入。四半期配当(四季報オンラインより)

印象

2年ぶりのGMOインターネットの株主総会。GMO系の株主総会は休日や平日夕方など社会人に優しい時間帯に開催されるので、会社員時代に参加していた数少ない総会のひとつなのだが、昨年は休日出勤が重なって参加できなかった。

今年も増収増益で業績には文句の付けようがないので、例年通り熊谷社長(会長?)のトークショーといった雰囲気だった。

新ドメイン「.shop」を扱う権利をamazonやグーグルに競り勝って獲得したらしい。かかったコストは49億円にものぼり、それに似合う価値があるのかという質問が出た。詳細な予想はこれからだが、コストは2,3年程で回収できる見込みとのこと。確かに2年前に大々的に宣伝していた「.tokyo」よりは需要がありそう。

「ドメインという商材の魅力は競争が起きないこと」という言葉が印象的だった。競争が無い状態というのは個人的には嫌いとしながらも、どんなに優れたサービスを作ってもフォロワーが現れてやがて価格競争に巻き込まれていく。一度取得してしまえば他社と競争が発生しないドメインのような商材はそう多くない。という話を聞いて目の着けどころが良いなと思った。

また、IoTについての質問では、将来的には電気で動くすべてのモノにインターネットがつながる。そして同じく電気を発する生物の脳にもネットが接続され、家畜の状態などはリアルタイムで管理できるだろうとの未来予測を披露していた。こういう話を聞いていると、ここが株主総会だというのを忘れそうになる。もっとも株主の方もそんな話を期待している節を感じるが。

一方で、そのモノの方(ロボットなどの端末)を作ってはどうかという質問については、言葉は丁寧だが明確にNoと答えていた。モノを作るということは在庫を抱えるということで、これはリスクである。さらに市場のニーズを捉えられなければ不良在庫なってしまう。そしてモノを売るためには販売所やショールームなどの店舗を持たなければならないし、流通ルートも確保しなければならない。等々の想定されるリスクを瞬時に回答できるのは流石の一言。

ネット関連の話題は難しい話になりがちだが、知識が無い人でも理解できるように丁寧に受け答えてしていたと思う。途中退出者も少ない。お土産ではなく総会自体に参加の動機がある数少ない企業なので今後も頑張ってほしい。好業績でないと不振事業の説明が主となり、こういった前を向いた話が聞けないと思うから。

お土産

お土産の方は年々ショボくなってるような…

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ナイロン製のバッグ、水、クリアファイル。去年のガッキーのクリアファイルが欲しかったな。

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とくとくポイント→ギフト券2000円→ギフト券1000円と順調に改悪中。

くまポンギフト券の使い道
GMOインターネットの株主優待で貰ったくまポンギフト券500円×4枚を使ってみた。9/30だったので期限ぎりぎり。 利用するかは未定だがラ...

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レトルトのおでん。

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