ズッコケ三人組のその後

昨年末の旅行でのこと。宮島へ行く途中、バスから電車に乗り換えるため西広島駅前で降車すると↓のようなパネルがあった。

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このあたりは「ズッコケ三人組」に出てくる商店街のモデルになった場所らしい。「ズッコケ三人組」は子供の頃何冊か読んだはずだが、あまり記憶に残ってない。おまけに小説だからなおのことピンとこない。

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ただ、株式会社を作る話は妙に気に入って2,3回読んだのでよく覚えている。なるほど株式会社とはこうなっているのか、ハカセすげーなーと思いながら読んでた。思えばあの作品が投資を始める最初のきっかけだったのかもしれない。

(ということは、この辺の店でカップ麺を仕入て広島湾岸の釣り人に売ってたのかー)

うわさのズッコケ株式会社 (ポプラ社文庫)

「ズッコケ三人組」のその後を調べてみると、中学に上がって読まなくなった後もまだまだ発刊され続け、2004年まで続いていたようだ。飲み会で若い子が「ズッコケ三人組?昔読んでましたよ」と言っても喜ぶのはまだ早い。それは貴方の知らない「ズッコケ三人組」かもしれない。

さらに2005年からは「ズッコケ中年三人組」シリーズが、2015年には「ズッコケ熟年三人組」が発刊されている(島耕作か)。小学生の次がいきなり中年って人生の輝かしい部分がすっぽり抜けてて可哀想な気もするが、ちょっと読んでみたい。

「ズッコケ中年三人組」シリーズは年1回発刊され、三人も1つずつ歳を重ねている。最終巻では49歳、次の「ズッコケ熟年三人組」は50歳かそれ以上だろう。

年上だった漫画やアニメのキャラクターがいつの間にか年下になり、月日の残酷さを嘆くのはよくある話だが(例:タマ姉)、逆にいつの間にか追い越されているとは斬新だ。同じ理屈なら読了後「俺もまだまだこれからだな」となるハズだがどうだろう。いや、やっぱりあの頃の三人のままでいて欲しかった。と思うだろうか。

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