松本城へ行く

過去4回に渡って投稿してきた信州旅行記も今回の松本城で最後となる。城で始まり城で終わる城尽くしの旅だが、跡地のみだった春日山城から、櫓が残る上田城ときて、ついに天守のある国宝・松本城へとステップアップしてきた。当然、料金もステップアップしている。

松本城

松本駅から徒歩20分。街並みは普通に都会で、東京と言われても驚かないのだが、違いとしてはタワービルが無いところだろうか。景観の壊さないように規制されているのかもしれない。

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この日はあいにくの曇り空だったが、どこから撮っても絵になる。桜も丁度良い頃合い。

天守

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天守に入る。といってもまずは乾小天守から。入場料は610円。敷地内にある松本市立博物館にも入場できる共通券だ。中央の丸太柱は城が最初に建てられたときのもので、400年以上前のものらしい。梁もご覧の太さ。

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渡櫓を渡って天守に入る。広さはあるが、天井が低く柱の間隔が狭いため開放的という感じはしない。

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天守は広い上に6階建てと階数も多いが、展示物がずらっと並んでいて見ごたえがある。きちんと見てまわったら1時間以上はかかりそう。展示物は刀や鎧よりも圧倒的に鉄砲が多い。戦国時代の主力は銃に移っていたのだろうか。その割に江戸の時代劇はチャンバラばかりしていて、テクノロジー的に退化しているような…

最上階

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高さ30mとのことなので、10階建てのビルぐらいの高さ。北アルプスが薄っすらと見える。池はあまり奇麗とは言えない(中国の川みたい)。天井には二十六夜様という馴染みのない神様が祀られているが、幾多の戦火を乗り越えて今日まで残っていることを考えると、かなりご利益がありそうだ。

月見櫓

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一度でいいからこんな場所で月を見ながら酒を飲みたい。

清正駒公つなぎの桜

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英語は得意ではないが、明らかに情報量が少ないのは分かる。「Mr.キヨマサが貰った2頭の馬を繋いだ桜」だけでは、外人さんもリアクションに困るのではないか。

二の丸御殿

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こちらは跡地のみ。色んな部屋があって面白い。坊主部屋、金部屋、味噌部屋etc。

松本市立博物館

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古代のフロア

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一度でいいからこういう暮らしも体験してみたい(二度はいい)。

消化王

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かっこよすぎだろ

風俗のフロア

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これ…今は藁人形だけど、最初は本物だったんじゃ…。
「疫病神」「ジジ、ババと呼ぶ人形」「念仏を唱えながら焼き払う」ってキーワードがなんだか…。
いや、やめておこう。

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七夕は紙の雛人形を飾るらしい。

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メッチャくつろげそうな三畳間。

(おまけ)昼食

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松本名物(らしい)山賊焼定食。秩父のわらじカツを彷彿とさせる。食べ切るのに苦労した。

というわけで、信州旅行の紹介は一旦これでお終い。お疲れさまでした(僕が)。

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