青春18きっぷで行く東京-広島の旅 3日目(大阪→広島) 前編

本日はこの旅の終着点である広島へ。広島はおろか本州では岡山以西は今日が初めて(九州には何度かあるけど)。旅行はまだ続くが18きっぷを使用した長距離移動は今日が最期になる。乗車時間は初日に次ぐ長さの6時間なので、行動時間を確保するため6時前起床。

3日目の旅程

移動:淀屋橋(6:37)→梅田(6:39)
移動:大阪(6:51)→姫路(7:55)
移動:姫路(8:01)→岡山(9:29)
移動:岡山(9:30)→尾道(10:50)
観光:尾道市内
移動:尾道(15:48)→ 糸崎→広島(17:15)

本日の観光地は尾道のみ。姫路までは新快速が走っているので割とすぐだが、姫路からはどうしてもスピードダウンしてしまう。尾道までは4時間と長丁場なので途中休憩がてら倉敷を観光しようかと考えたが、どちらも中途半端になってしまいそうなので今日はガッツリ尾道を満喫するプランにした。

尾道へ

s_DSC02381

ホテルで昨日買っておいたパンを食べて、まだ薄暗いなかチェックアウトする。帰省客と通勤客で混んでいたが、姫路行きは大阪駅始発だったので座ることが出来た。

岡山以降も数駅過ぎると座ることができたので、4時間という長時間移動だったがあまり苦にならなかった。というか結構寝てたので気づいたら着いてたという感じ。

尾道到着

s_DSC02383

予定通り10:50尾道駅に到着。天気は晴れ。気温も寒すぎず絶好の観光日和。

尾道といえば、テレビ・映画のロケ地、坂の多い町、尾道ラーメンとか色々あるが、僕が一番に思いつくのは「かみちゅ!」の舞台としての尾道。

「かみちゅ!」は様で学生の意で、主人公のゆりえがある日突然神様になったところから物語は始まる。なぜ神様になってしまったのか?そんなのは些細な事と言わんばかりにまったく説明はないw

ジブリの世界観と日常系アニメのゆるさを絶妙なバランスでブレンドしたような作品で、尾道の街並みは雰囲気づくりに一役買っている。いつかは行ってみたいと思っていたがようやく来ることできた。

今日はかみちゅの舞台を主軸に、観光地を混ぜ込みながら尾道を散策する予定。

渡し舟

s_DSC02392

尾道と向島をつなぐ渡し舟。2か所あって写真は駅前の方。かみちゅはもちろん、色々な作品のロケ地としてよく出てくる。観てないけどNHKドラマの「てっぱん」にもよく出てたらしい。

ガウディハウス

s_DSC02403

まず向かったのが旧和泉家別邸、通称ガウディハウス。渡し舟同様、色々な作品に登場する建物だが、公的な観光施設というわけではないので案内は無く場所は分かりづらい。ただ周りの景色がノスタルジックで探す時間も楽しい。

s_DSC02407

見つけた! 振り返ったら突然目に飛び込んできたので感動もひとしお。鳥居のような門やごちゃごちゃした庇が面白い。あと何といっても経年を感じる風合いが良い感じ。

千光寺山へ

s_DSC02414

次は駅を通り越して山の方へ。写真は歩道橋の上から。かみちゅによく出てくるカットである。歩道橋の先にはゆりえ達の通う中学校のモデルとなった士堂小学校がある。

s_DSC02418

小学校に沿って進むと千光寺へつづく階段が…。覚悟はしていたが今日も足腰を鍛えられそうだ。山頂までにすれ違った観光客はわずか1組であきらかに裏道といった感じ。ほとんどの人はロープウェイや千光寺新道を使っていると思われる。

s_DSC02424

道中での一枚。かみちゅ第1話のOPのカット。

尾道城

s_DSC02429

さらに階段を上っていくと駅からも見えた尾道城が見えてきた。下から見上げるとなかなかの迫力。というか崩れないか不安になる。本物の城ではなく博物館として比較的最近建てられたものだが、現在は廃墟になっている。

s_DSC02437

入口はこんな感じ。

千光寺公園

s_DSC02466

尾道城を過ぎてもまだまだ登り道は続き、標高が100mを超えたあたりでようやく道がフラットになってきた。そこから数分ほど歩くと千光寺公園に到着。ここからは観光地らしい賑わいを見せていた。

s_DSC02477 s_DSC02496

ひとりもんには辛い「恋人の聖地」。ウロウロしていたら早速写真を頼まれたw。専属カメラマンにされる前に早々に退散する。愛などいらぬっ!

s_DSC02476
s_DSC02483

展望台からの景色。向島を始めとした瀬戸内の島々が見える。天気が良い日はその先の四国も見えるらしいが今日は厳しいかな。写真中央の造船所っぽい場所には「男たちの大和/YAMATO」のセットが作られて暫く公開されてたそうだが現在は無い。観たかったなぁ。

千光寺へ

s_DSC02517

12:30ごろ千光寺に向けて下山開始。途中途中にいろいろ見どころがあって飽きない。歌碑とか。

s_DSC02524

ポンポン岩とか。(叩くとポンポンという音がする岩。まあ確かにするけどw)

s_DSC02534

17年前は尾道場所なんてのがあったのか。力士名が懐かしすぎる。魁皇もまだ大関じゃないし。

千光寺

s_DSC02582

806年創建の古寺で尾道最大の観光名所。地上のフラットな敷地に建つ寺院と違い、山寺ならでは見どころが多い。

石鎚山鎖修業

s_DSC02550

巨岩の頂上に設置された祠を目指して鎖場を登る石鎚山鎖修業。拝観料として100円かかる。修業させていただくという感じか。そうえいば2年ぐらい前の鉄腕DASHでTOKIOが登ってた。

s_DSC02569

高さは10mほどで難易度はそれほど高くないが、足を踏み外すと結構大変なことになりそう。

s_DSC02568

頂上からの景色。拝観料が高いのでお賽銭は10円と渋めにw

本堂

s_DSC02577

修業も済んだので本堂へお参りへ。山肌に突き出すように建っているので浮遊感がある。

猫の細道

s_DSC02593

天寧時の三重塔。絵になるねぇ。

s_DSC02602

三重塔の脇には麓のロープウェイ乗り場続く「猫の細道」なる路地がある。ここも人気スポット。

s_DSC02605
s_DSC02603
s_DSC02609
s_DSC02612
s_DSC02615
s_DSC02614

人気スポットのハズだが人は少なかった。店を模したアートなのか本当の店なのか境目が曖昧でわからない。一人になると現実なのかも怪しくなりちょっと怖かった。その後しばらくぶりに会えた人がヤマトの配達員で笑えた。

長くなってきたので一旦終わりにして以降は後編で。

瀬戸の島旅 しまなみ海道+10島めぐり

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク