アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」感想

2016/6/25 アニメ

ブログ村で「アニメ感想」カテゴリに属しているにも関わらず、株の話ばっかりなんで久しぶりに書いてみます。相変わらず未視聴アニメが増殖してるけど、なんとか6割ぐらいは消化してるよー。

通称「リゼロ」

11話まで見ました。２クールですね。

あーはいはい。流行りの異世界ものね。と思ったらタイムリープの要素もあった。モロなタイトルで「あーまたか」と先入観を与えておくことで意外性を強調するスタイルか。今後は異世界＋αで差別化を図っていく流れかね。戦車は「GATE」で既にやったから、次はバンドか。アイドルやらせたりバイクに乗せてもいいな。あと５年は戦える。

スバル（主人公）の行動の変化によって、話が変わっていくのはもちろん、同じキャラでも死に戻りを重ねるたびに新たな一面が見えてくる。いろんな方向から光が当たることで、キャラクターの全体像が見えてきて、理解が深まっていく感じ。原作小説は未読だけど、この辺が上手く書けてるので無数にある異世界ものでも埋もれなかったのかな。

ただ、話は面白いんだけど主人公の無駄に高いテンションと寒い台詞が地味にキツイ。没個性なラノベ主人公ばかり見てきたせいだろうか。ユニークではあるんだけど。

タイムリープものの疑問

タイムリープものでよく思うのは、起点にタイムリープすると傷なんかは治ってるのに記憶は残ってるんだよね。傷が治ってる＝細胞が当時の状態に戻ってるってことなのに、脳（たしか側頭葉）の細胞に記録される記憶はそのままっておかしくない？それとも脳が思考や記憶を司るってのは嘘っぱちで、魂やハートと呼ばれるものが人間の本質と遠回しに主張してるのだろうか？

まぁ剣と魔法の異世界では些細な問題だけどｗ

よく死ぬよねｗ

タイムリープのトリガーがスバルの死だから仕方がないけどよく死ぬｗ。円盤皇女ワるきゅーレの主人公を思い出した。まぁあっちは大した理由もなく死んじゃうんだけどｗ（１冊で４回程度だとがっかりされる理不尽ｗ）。すべて「ついてない」で片付けられる。

スバルも何回かは「ついてない」せいで死んだこともあったけど、最大の要因はお節介が過ぎること。ほっときゃ良いのに危険なことに首を突っ込んでいくから１話で何回も死ぬ羽目になる。

もしこれが自分にしか関心が無い、スバルとは違った意味でうまく立ち回る人間ならどうだっただろうか。初めは戸惑うものの、手持ちのアイテムをうまく活用してひと財産を築く。結婚もして、幸せな人生を送り、子供や友人に見守られながら逝く。と思ったら果物屋の前ｗ。システムを理解した彼はさらにうまく立ち回れるようになり、死ぬ度に洗練された超人になっていく。でもエミリアたんとは接点なしｗ。スピンオフでいかがでしょう？

それとも寿命で死んだら、セーブポイントに戻っても耄碌しちゃって使い物にならないかな？これは記憶が残るのが仇になったケース。

セーブポイントの更新

今まではスバルが死んだら果物屋の前に戻されていたのに、４話の終わりではロズワール邸のベッドの上だった。つまりセーブポイントが更新された。なるほどこういうシステムなのね。原作小説だとこのあたりで巻が変わるのだろうか。次巻「ロズワール邸編」。みたいな。

でもこのセーブポイントを自分で決められないって恐怖だよね。だってどんな深手を負っても死ねば復活するってチート技だけど、深手を負った状態でセーブされてたら苦しんでは死ぬを延々繰り返すわけだもんね。アウターゾーンにそんな話があったなぁ。そういう意味ではセーブポイントを決めていると思われる魔女さんは（今のところ）かなり有情。

８話のエミリアたん膝枕

スバルが無理して振る舞ってるのをとことん描写してからのあの膝枕は泣かせに来てるなーと思いつつ、結局泣かされた（思うつぼ）。放送時期が５月末っていうのもニクイね。大してがんばってない僕ですら泣いたんだから、４月から環境が変わって苦労してる学生や新社会人が「大変、だったね」なんて優しく肯定されたらスバルよろしく号泣ものでしょう。また私の母になってくれるかもしれなかった女性が生まれてしまったか。