三井記念美術館へ行く
基本情報
アクセス:東京メトロ銀座線「三越前駅」から徒歩約1分
開館時間:10:00-17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日
一般料金:1300円
所要時間:約90分
コインロッカー:あり(100円返却式)
写真撮影:NG
行った日:2015/6/24
感想
現在開かれている企画展「春信一番!写楽二番!」(8/16まで)は一般入場料1300円で、今回ぐるっとパスを使用して訪れた施設の中では最も高い料金設定だった(2位は東京オペラシティアートギャラリーの1200円)。にもかかわらず中々の盛況ぶりで、浮世絵好きは結構多いようだ。
始めの数フロアは、美術館所有の徳川家ゆかりの品々が並び、これも貴重なものなのだろうが客は少なかった。この美術館は2回目なので、僕もそこそこで切り上げて、浮世絵のフロアに移動した。
浮世絵のフロアは、浮世絵の誕生からどのように進化していったのかがわかるように時系列に並んでいた。最初は白黒、次に刷った後に人が筆で色を加えてカラーになり、最終的には多色刷りによってカラーを実現する錦絵へと繋がっていくような説明だったと思う(うろ覚え)。
浮世絵は絵柄もさることながら、当時の生活習慣が垣間見えて楽しい。また、どこかで見た覚えがある作品が幾つかあって、これが本物か。と妙にありがたく感じる。↓これとか。
ずっと石川五右衛門だと思っていたが、大谷鬼次という役者らしい。
これらの浮世絵の価値はどれほどのものなのだろうか?版画だから戦争などで失われていなければ、いくつも「本物」が存在するはずである。というか原版が残っていれば、いまでも「本物」がつくれそうだが、残っていないのか、価値を維持するために作らないのか。
館内は冷房が効きすぎていて、半袖では後半キツかった。