松岡美術館 -わたしの好きなシロカネ・アート-

2015/10/26 ぐるっとパス

基本情報

アクセス：地下鉄「白金台駅」より徒歩6分
開館時間：10:00～17:00（入館は閉館30分前まで）
休館日：月曜日、年末年始、展示入れ替え時期
一般料金：800円
所要時間：約40分
コインロッカー：あり（100円返却式）
写真撮影：OK（フラッシュ、電子音禁止）
行った日：2015/10/22

展示内容

数少ない写真OKな美術館。現在は企画展「わたしの好きなシロカネ・アート」（12/19まで）が開催中。アンケートで人気が高い作品を中心に感想と併せて展示されていた。

洋画、日本画、陶磁器、彫刻と幅広く展示されており、特に彫刻作品は現代彫刻からギリシャ彫刻、インド彫刻、エジプト彫刻など非常にバラエティに富んだ品揃え。

陶磁器

色合いがとてもきれい。

取っ手の顔の彫刻が面白い。

考古学的な価値もありそう。

洋画

マイベスト。「初めて見たとき涙が出た」という感想が添えられていたが、少しわかる気がする。

ルオー「ブルターニュ教会の内部」。ルオー作品でお馴染みのパナソニック汐溜ミュージアムの館長代理がコメントを寄せていた。

日本画

彫刻

現代彫刻

ガンダーラ石造彫刻。インドの仏さんはダンディだなぁ。

シヴァとパールヴァティ。懐かしのサザンアイズの世界。

オリエント美術

古代エジプトの木棺。見るからに貴重そうで、日本が持ってて良いんだろうかと無駄に心配になる。

ねこ。

感想

非常に幅広い内容で、美術館というより博物館といった感じ。僕の中で刀剣博物館と対を成す存在になったｗ

特にインドやエジプトの美術品はなかなか見る機会がないので貴重だ。西洋文化はすっかり日本に定着してしまったので、西洋画などは見慣れた感じだし、中国文化は日本文化のベースにあるので、中国美術は懐かしい感じさえする。対してダンディな仏像やエジプトの木棺などは「EAST MEETS WEST」といった感じで、異国情緒ムンムン。

ありふれた美術館では満足できなくなってしまった人にオススメの美術館である。

人気投票１位のジャコメッティ「猫の給仕頭」。みんな猫好きだなぁ。